2018年3月

 月末は忙しそうな気がするので今月のまとめを今のうちに書いてしまいます。

 月の初めに台湾に行き、帰国の翌日に胃腸炎で入院というなんともな始まり方をした3月でした。台湾は楽しかったです。日本語が通じた。

 4月からの労働のために引っ越しました。部屋がぐっと狭くなって、秘密基地感が増したのはなんだか楽しいのですが収納が減ったのは普通につらい。住み始めた街は暮らしやすいなと思います。

 

 まずは音楽。Spotifyを利用することがちょっとだけ増えました。ネットサーフィンをしていて気になったアーティストの曲を聴いてみようと思った時、Spotifyで検索する割合が多くなった。やっぱり、買わないと自分のものになったという感じはまだしないのですが、どんな雰囲気のアルバムなのか試し聴きする分には重宝しています。

 今月買った新譜はandropの『Cocoon』だけでした。andropと言えばすごくカチカチとした情報量の多いバンドってイメージだったのですが、今作はそれよりも歌に比重を置いているなぁと思いました。アレンジもそれに引っ張られる形で輪郭の丸いものが多い中、8分を超える「Memento mori」はひやりとした音像で圧巻。

cocoon(通常盤)

cocoon(通常盤)

 

  インタビューなんかでは「生と死」という言葉がたくさん見られたのですが、個人的にはもっとざっくりと、「始まりと終わり」というものを感じさせるアルバムでした。「生と死」はもちろんそこに含まれる一つの要素ではあるけど、それだけじゃないような、という。「始まり」には「終わり」が付き物であり、「終わり」は次の「始まり」を連れてくる。一曲目の「Prism」の祝祭じみたビートがその“再生”を強く感じさせます。

 「Boohoo」のような、アップテンポでハイテクギターロック然とした曲は「Joker」くらいしかないので個人的にそこが少し寂しくて、終盤にもう一曲そういうのがあればな、とは思うのですが、これはこれで良いアルバムではないでしょうか。

 

 あとはGRAPEVINEの旧譜が少しずつ集まってきたので、また一度通して聴こうかなと画策中です。GRAPEVINEのライブ行きたい。

From a smalltown

From a smalltown

 

 

 

 アニメについて。プリキュアの新シリーズが面白いです。輝木ほまれがキュアエトワールになるまでのあの二話分の出来が素晴らしすぎました。

 そろそろ最終回を迎えるアニメも多いですね。りゅうおうのおしごと!ダリフラ刀使ノ巫女は通して見ていますがあとは途中で止まったり抜けてたりという感じです。刀使ノ巫女が「なんかおもしろくなりそうだな?」のまま12話まで(ある意味)突っ切ってしまったのですが、どうやら2クールやるらしいので、2クール目こそはおもしろくならないかな……? ゲームの方も始めてみました。今のところまあまあ楽しいといえば楽しいような。

 他にも見てるアニメとかある気がしますがパッと思いつかないです。ゆるキャン△を見なかったのは本当に失敗だったと思うのですが、2~5話を見逃してから見始めるのもなんだかなぁと思い手を付けずじまい。あとは相変わらずバンドリガルパをやっています。今はさよひな熱が高まっています。双子姉妹共依存関係について考えるのがとてもたのしい。

 

 働き始めたらクレジットカードを作ってSpotifyの有料会員になり、dアニメストアとかそういう感じのアニメ定額配信サービスも利用したいと考えています。アイカツを全シリーズ見られるサービスにしたい。クレジットカードを手に入れたら、マンガも電子書籍で買い始める気がする。引っ越しをしてみてモノが多すぎるのも考えものだと思ったので。ただ、一度それを始めると調子に乗って使いすぎてしまいそうな気もする。

  2月はそこそこ読書をしたのですが今月は全然読書をしていないので、来月こそはと思っていますが、仕事も始まるしこういう事言ってる間は読書しないんですよね、したいと言う前にし始めるくらいのものじゃないと続かないのだと二十数年の生活の中で学び始めました。あと映画も観に行ってない……『シェイプ・オブ・ウォーター』を終わってしまう前に観に行かなくてはなりません。

 

 働き始めたらどんな生活になるのか全く想像でつきませんが、体力はつけないとな……と思うこと頻りです。

 おわり。

2018年2月

 今月何したっけ?

 『勝手にふるえてろ』を観たのが1月のことか2月のことか思い出せません。すごく昔のような気すらします。しかし面白い映画でした。松岡茉優さんもさることながら、渡辺大知さんの演技がすごくよかったなぁと思います。「ニ」が本当にそこにいた。映画観るのってたのしいな、と再度思った作品でした。

 映画で言えば『犬猿』もぐさぐさ刺さる映画でした。とても良かった。結局人は簡単には変わらないし、変わらない人たちの関係も簡単には変わらないのでしょう。自分にも弟がいますが、どっちかと言えば私は窪田正孝が演じた弟側の人間であるように思った。内容とは全く関係ありませんが「バンドリ」の氷川姉妹について考える際の一助になりそうだなと思いました。

 

 今月リリースされたアルバムで買ったのはBURNOUT SYNDROMESの『孔雀』のみ。先月の記事見たら買わないと書いてたのに結局買ってますね。しかしこれが大変良いアルバムでした。「青春文學ロックバンド」を標榜する彼らですが、彼らの文學性はただ歌詞にあるのではなく、自分の持っているもの全てを使って見ている世界を描き直そうとするその態度にあるのではないか、と思います。例えば<⇧⇧⇩⇩⇦⇨⇦⇨(同時押し) 青+春>の一フレーズだけを見て「文學だ!」とは言えないけど、アルバムの中で見ればこれは一つの表現たり得ているのです。アルバムにきちんと芯があるからそう思えるのでしょう。前作よりも曲の幅が広がり、しかし風通しは明らかに良くなっていて、まさに羽を広げた孔雀のごとく絢爛豪華な一枚となっています。音楽を鳴らす歓喜に満ちた傑作。

孔雀(初回生産限定盤)(DVD付)

孔雀(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

 あとはバンドリの曲をiTunesで購入。「Hey-day狂騒曲(カプリチオ)」と「Scarlet Sky」が好きすぎる。特に「Scarlet Sky」が最高にエモいです。ゲーム内のバンスト読んで是非聴いて。

Scarlet Sky

Scarlet Sky

  • provided courtesy of iTunes

 

 過去のアルバムは色々買いました。the pillowsの『HAPPY BIVOUAC』 がめっちゃポップなアルバムだと再確認。超いいアルバムですねやっぱり。

HAPPY BIVOUAC

HAPPY BIVOUAC

 

 

 あと城崎にいったりしました。いわゆる卒業旅行です。一日温泉に入っていました。温泉ってすばらしいですね。カニを食べるのが壊滅的に下手でトラウマになりそうでした。

 

 引っ越しの準備がめんどくさすぎて嫌になるなか歯の詰め物が欠けてますますげんなりしています。

 自分が何を見て何を聴いて何を読んだかきちんと思い出せるようにやっぱり日記をつけるべきだなぁと思いました。いつもつけようと思って3日でやめちゃうんですけど。誰かいい方法を教えてください。

 おわり。

2018年1月

 あけましておめでとうございます(おそい)。2018年になって数週間とそこらが過ぎました。今年こそは月末あたりにその月のまとめみたいなの書けたらいいなと思うんですけど、書きますと言っても嘘になる可能性の方が高いので思うだけにとどめておきます。

 

・今月聴いたアルバム

 まずBrian the Sunの新しいアルバム『the Sun』をよく聴いていました。すごく耳馴染みの良い音で聴きやすく、かつバンド感もあってかっこいい。ストリングスが入った「カフネ」も、いざ聴いてみればストリングスに負けずバンドとしてきちんと成り立っている。全体として去年のアルバムより丸みを帯びたイメージなのですが、この変化はすごくアリだなと思います。ベースラインが意外とグイグイ動くのと、ドラムのリズムパターンがいくつもある(派手じゃないけど引き出しの多いドラムだなと思います)のとで聴き応えもあり、それでいて作品の重心はきちんと歌にあるのがグッド。歌詞も分かりやすい物が多いのですが、それが陳腐になっていないのは歌やバンドサウンドに説得力があるからなのかなと思います。会心の一枚。

the Sun(初回生産限定盤)(DVD付)

the Sun(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

 SAKANAMONの『・・・』は40分を切るコンパクトさがミソ。何度でも聴けます。ユーモアとかっこよさが同居する、藤森さんの類まれなるセンスによる楽曲の数々が最高なのはもちろんなのですが、ベースの森野さんが今回持ってきた「凡庸リアライズ」、これもすげー良い曲でした。アルバムが目まぐるしく展開していくなかで、「凡庸リアライズ」と「テヲフル」の並びが印象をがちっと固めてるように感じます。そして次にくる「反照」がやっぱハイライト。3分を切る疾走感と胸にグッとくる歌詞。ていうか全編通して藤森さんの作詞が今まで以上に冴えている気がします。関係ないけど、「乙女のKANJOU」を最初聴いた時、「ピンゾロ」「ピンゾロ」「ピンゾロ」と散々繰り返すところでCDプレイヤーがイカれたのかと思ってしまいました。

・・・

・・・

 

 

 UNISON SQUARE GARDENの『MODE MOOD MODE』は買ったばかりなので簡単な印象だけ記しておきますが、まずこんだけかっこいい曲が並んでいながらつるっと聴けちゃうのはアルバム構成の妙なのかなと。シングル曲を4曲も収録ということでかなりどっしりしたものになるかなと思ってましたが、むしろすごく軽快な一枚になっています。また「Silent Libre Mirage」も、配信で聴いた時はかなり地味だなと思ったのですが、アルバムの中で聴くとすごく輝いていて、この地味さの意義が分かった気がしました。この曲自体が清涼剤的な意味合いを持ちつつ、その後の流れへの助走として配置されていて、なるほどな! という感じ。これだからアルバムという形で聴くのはやめられないんですよね。

MODE MOOD MODE (初回限定盤A) [CD+Blu-ray]

MODE MOOD MODE (初回限定盤A) [CD+Blu-ray]

 

 

 どれも収録時間が50分切ってて聴きやすいのが良い。1時間あったりする重たいアルバムは、聴くと良いなと思えるんですが腰を据えて聴くまでが個人的に長いので。

 「今月のアルバム」はBrian the Sunの『the Sun』ということで。とってもおすすめです!

 

・アニメとか

 それから、先月から「BanG Dream! ガールズバンドパーティ」、略してガルパ、にどっぷりはまってます。CDも買うレベル。「ゆら・ゆら Ring-Dong-Dance」めっちゃ好きです、今週発売の「Hey-day狂騒曲(カプリチオ)」とカップリングの「Scarlet sky」のフルも楽しみ。「Scarlet sky」は大きい会場のダブルアンコールで、客電全部ついた状態で聴きたい。五組バンドが出るんですが、Afterglowが特に好きです。幼馴染五人のバンドとか激アツ。ちなみに百合モノとしても楽しめる作品です。ちょうど今アニメの再放送をやってくれているのが嬉しい。

ゆら・ゆら Ring-Dong-Dance

ゆら・ゆら Ring-Dong-Dance

 
Hey-day狂騒曲(カプリチオ)

Hey-day狂騒曲(カプリチオ)

 

 

 前クールは結局アニメをあんまり見なかったのですが、今のクールはもっと見たいなという気持ちでいます。まだ見てないのもたくさんありますが。それか、前クールで録ったまま見ていない「クジラの子らは砂上に歌う」とか一気に見るのもあり。

 「刀使ノ巫女」、キャラクターたくさんいるし半年くらいやったら面白くなりそうだなと思ったんですけど、たぶん1クールなんでしょうね……。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の1,2話を録画しそこねたのは今年始まってから最大の失態です。

 

 「りゅうおうのおしごと!」はアニメを見る前に原作を読みたい……出てるのは7巻まで全部買っているのですが、実際には4巻までしか読んでいないという体たらく。積読がいよいよ二桁を超えたのですが、一ヶ月ガルパばっかりやってて全然読んでいないのでそろそろ読書もしたい……と一週間くらいTwitterなんかでもずっと言っているのですが相変わらずです。

 

 

・その他

 春から就職なので、先日関東の方に家を探しに行きました。ちょうど雪がどさどさ降った日に物件探しに行っていたので、帰りが大変でした。改札の入場規制なんて初めて。それにしてもあんなに雪が降るとは思わなかった。

 引っ越しやら何やらでお金がかかるので、就職してお給料をもらったらCDをたくさん買うことにして、ALやBURNOUT SYNDROMESのアルバムを今は我慢しようかなぁと思っています。

 この手の生活のことを「その他」として書いてるあたり自分の生活における興味関心がよく分かる気がしますね。あ、卒論は無事提出できました。

 おわり。