雑記(2017/6/6)

 お久しぶりです。みなさんいかがお過ごしですか。私は焼肉が食べたいです。就活は終わってません。まあなるようになります。と信じていたい。

 

 もう6月ということで上半期ベストをぼちぼち考えたいなと思っています。去年のこの時期は順位つけませんでしたが、今回は順位つけようかなと。俺はこの時期これが特に好きだったよ、という記録を残そうか、と思ったのが順位を付ける理由です。まあそもそも購入・レンタルを合わせても十数枚しか聴いてないので大したランキングにはなりませんけどね。Spotifyでいくつか聴きましたけど、個人的にアレだとアルバムを通して評価できるほど聴かないんですよね。なので買ったものの内5枚くらい選んでランキングにでもしようかなーと今は考えています。まあ書いてからのお楽しみです。もしかするとこの話自体なかったことにするかもしれませんしね。全ては就活次第です。神の味噌汁。間違った、神のみぞ知る。

 

 最近ころあずの「DEAREST DROP」をよく聴いています。LiSAみたいな曲よりこういう水樹奈々的な、ヒロイックなアニソンの方が似合うんちゃうかなと思ったり。一方この手の曲は「歌いこなせれば誰でもいい」になりがちかもしれないので、連発できるものではないのかも。それこそ水樹奈々みたいな圧倒的なモノがあれば違いますけど。まあなんだかんだ言いましたけどむちゃくちゃかっこいいと思いますこの曲。サビ始まり、ラウドロックなギターを挟んできらびやかなストリングスのイントロに由緒正しきアニソンらしさを感じます。個人的にはBメロの階段のように上がって下がるメロディが好みです。それと歌の裏で鳴ってるベースがやたらヘヴィなのも面白いっすね。10月中にまたアルバム出すみたいなので楽しみです。


田所あずさ 「DEAREST DROP」 MV Full Size

 

 あと東山奈央の「イマココ」。ていうかこれはアニメ『月がきれい』が最高すぎるのでまずそれを見てください。そうすればこの曲の良さも十二分に分かるはずです。初恋の胸の高鳴り、作中で出てくるお囃子を同時に連想させるリズムがたまらんですよ。そんでCメロの《行け 行け 行け 今/行け 行け 行け 行け》、ここ、中学生の恋愛って感じしませんか。最高ですね。エンディングはまだ買ってないのですがアニメ終わるまでには買いたい。やっぱりまずは『月がきれい』を見てください。あのカップルをニヤニヤ眺めながらヒヤヒヤしてください。上位カーストの子らが安曇くんをいじめたりはしなさそうなのでひとまず安心ですが、それにしたって二人とも言葉が絶妙に足りてないのでやっぱりハラハラヒヤヒヤします。それでもその後安曇くんが行動で補ってくれるのでホッとできると言えばできるのですが。毎回(安曇くんはいい男になるぞ……!)と思っています。なるっていうかもういい男ですね。女々しそうに見えて自分から手を握ったりきちんと付き合ってることを主張したりね。俺は彼に惚れています。個人的に今期はこれだけ見てればオッケーです。『エロマンガ先生』? カットがいちいちエロいおっさんの視線でしかねえなと思いながら見ています。これはこれで深夜アニメ感を存分に感じられて趣深いですよね。主題歌好きです。でも『月がきれい』ですよやっぱり。死ぬほど推しています。肝心なところで太宰治夏目漱石かあやふやになってる場面が中学生っぽくて好きでした。


東山奈央 「イマココ(TVアニメ「月がきれい」OPテーマ)」Music Video(2Chorus)

 

 今期のアニメと言えばヒロアカ2期を忘れていました。ああいう形で家族出すのはとても卑怯だと思います。最近は毎週泣いています。新刊も読みました。キャラクターがまたたくさん出てきたので今まで出てきたキャラクターとどう絡むか楽しみですね。梅雨ちゃんや耳郎にもっと活躍して欲しいです。そういえばヒロアカのキャラクターをカップリング的な目で今まで見てきてなくて、最近それを踏まえて読み直してみたんですけど、デクくん総受けすぎませんかね。しかも感情が昂ぶると口が悪くなるとか、受けかと思ってたら攻め始めるパターンもあり得るわけで。可能性に溢れてますね。流石ナンバーワンヒーローに見初められた男は違いますね。個人的には上鳴×耳郎と尾白×葉隠が気になっています。葉隠、相手に自分の表情見えないことを少し切なく思ったり、でも恥ずかしさで顔真っ赤にしてるのを見られずに済んでホッとしたりしそう。耳郎は上鳴のことアホだなと思いながらもその騒がしさがちょうど良かったりしろ。

 こういう妄想力を活かせる仕事に就きたいです(クソ真面目な顔)

 おわり。

就活生が選ぶ無人島に持っていきたいアルバム3選

 みなさんいかがお過ごしでしょうか。およそ一ヶ月ぶりの更新です。ワタクシ只今絶賛就活中です。みんなが毎日選考行ったり説明会行ったりしてるのを(すげー)と思いながら見ています。俺もやってないわけじゃないんです。ただ今のところ人より受けてる数が間違いなく少ないので、その分6月入る前に全滅して周りより100歩遅れて振り出しとか、わりと想像するに難くないのでこわい。あ~~~~せめてES通ってくれ~~~~~と思いながら日々過ごしています。

 ていうかもう「俺も混ぜてっ」「いいよっ」みたいなノリで会社に入れてくれないかな。

 

 ところで、ESはボールペンで書いてるので、書き損じると一から書き直しです。なので誤字をするとまじで萎えます。もう全部やめちゃって無人島に行きたくなります。ほとんど沈んでるみたいな無人島行きたい。静かな砂浜で波の音に耳を傾けたい。遠くの入道雲を見たい。怖いくらいに星だらけの夜空を見上げたい。書き損じたESの束で焚き火したい。

 というわけで、息抜きに「無人島に持っていきたいアルバム3選」でも考えてみましょう。

 

 

 スピッツインディゴ地平線

インディゴ地平線

インディゴ地平線

 

  無人島にはもちろん誰もいないし、忙しなく進む日常のことなんて気にしなくていいのです。迫りくるESの締め切り、筆記試験、面接、そんな日程を思い出させるようなBPMの速い曲なんて必要ありません。波打ち際に立ってぼんやり聴いて、靄がかったような音像に夢心地にでもなりましょう。立ち尽くすのに飽きたらあの娘に似合いそうな花でも探しに行きましょう。

 

WeezerWeezer [White Album]』

  陽気なサウンドで元気出していきましょう。歌詞? 言葉なんて気にしなくていいんですよ。だって自分のこととか志望動機とか、そんな説明は無人島にはいりませんから。ただ自分の心の赴くままに、身体の求めるままに、音に合わせて踊ればいいのです。でもメロディがなんだか切なくて、ちょっと泣けてきちゃいますね。それもまた趣があるということで。

 

さよなら、また今度ね『夕方ヘアースタイル』

夕方ヘアースタイル

夕方ヘアースタイル

 

  白い砂浜、駆け回りたくないですか。頭の中のあの娘と一緒に水、かけ合いたくないですか。妄想と一緒に無人島一周、したくないですか。例えその足取りがいなたいバンドサウンドみたいにヘロヘロだって良いんですよ、想像の自分は素敵な一言であの娘も御社の人事もメロメロですから。放課後の教室を真っ赤に染めるような夕日が水平線に沈むのを見ながら歯の浮くような台詞でも考えましょうか。

 

 

 無人島に持っていくアルバムをやっとこさ選び終えたところで、そろそろ帰らなくてはいけないみたいです。俺もいつまでも現実逃避してるわけにはいきません。座り込んで嘆くばかりでは前には進めませんから。上手くいったら儲けもの、と思ってやるだけやってみますよ俺は。
 「昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を持ってる」んですから。


ハイブリッドレインボウ/the pillows

 おわり。

TRICERATOPS『THE GREAT SKELETON'S MUSIC GUIDE BOOK』

 

THE GREAT SKELETON'S MUSIC GUIDE BOOK

THE GREAT SKELETON'S MUSIC GUIDE BOOK

 

 1998年リリースの2ndアルバム。

 やたらにロマンチックな歌詞と甘い歌声、シナジーとしては抜群だけど俺は苦手だ……と初めて聴いたときに思って以来、このCDは棚の隅でインテリアと化していた。けれどTRICERATOPSと、彼らに影響を受けたというUNISON SQUARE GARDENの対バンの話をTwitterで見て、そういえば、と久しぶりに引っ張り出してみたところ、存外聴けてしまった。この歌声を好きかどうかと言われたらやっぱり、別に、と答えるけど。じゃあなんで聴いてるのかと言われたら、メロディが耳に残ってしまったから、そしてバンドのアンサンブルが知ってるバンドと少し違っていて面白いから、である。

 

 スリーピースバンドとなるとやはりリズム隊の働きが重要になってくるが、少なくともこのアルバムにおいてベースの在り方は非常に独特だと思う(TRICERATOPSの他のアルバムを知らないのでこの作品の話に限らせてもらう)。派手に動き回るわけではなく、かと言ってボトムを支えることに徹するのでもなく、楽曲を完成させるために必要な仕事を適宜やっている、そんなクレバーな印象を受ける。リフ一つ取っても、楽曲の中でただベースとして主張するのではなく、楽曲に自然とベースが溶け込んでいる。ドラムも同様だ。テクニカルなバンドに比べると手数も少なくおとなしいように思えるが、楽曲全体で聴いた時のスキの無さというのはこのリズム隊のスキの無さとイコールで結べるのではないだろうか。シンプルだがソツがない。多少地味ではあるが。先日対バンしたUNISON SQUARE GARDENとは同じスリーピースバンドなのにスタイルが真逆すぎて俺にはとても面白く思える。

 

それとギターソロがかなり良い。特にテクニカルには聴こえないが、堅実なアンサンブルの上で時に熱く、時にクールに鳴るギターは洗練されていて非常にメロディアスだ。このギターソロがあることで、メロディの良さがまた際立ってくる。

 

 先も書いた通りどちらかと言えば地味なアルバムという印象は否めないが、このバンドサウンドは一言「シンプル」で言い表すには勿体無いほど聴き応えのあるものだと思う。そしてそれは歌に重きを置き、歌に寄り添い、その良さを十二分に引き出すものなのだ。そんな、歌のためのバンドサウンドという点では、先ほどスタイルが真逆と書いたUNISON SQUARE GARDENと実は同じというのがこれまた面白いなぁと俺は思うのでありました。
 おわり。