雑記(2016/8/21)

 一週間くらい実家に帰ってました。小中の友人と会ったりもしたけど、基本的に家で弟の本棚にあったラノベを読むかゲームするかあるいは町中を一人でぶらぶらしただけ。今思うと、ていうか家でラノベ読みながらも思ったけど、何しに帰ったのかさっぱり分からない帰省でしたが、涼しいとこにいられただけで良いのです。下宿先に帰ってきた途端暑くてたまらん。

 

 帰省中に読んだラノベ

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) (GA文庫)

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) (GA文庫)

 

  冬にアニメで見たやつ。10巻まで読んだ。アニメ以降の話がこれまた面白かったのでアニメ二期やらないかな。原作はステラの痴女っぷりがすごかった。まさか繋がっちまうとは思わなかったけど。決勝で心が通じあったからお次は体もってか(最低なコメント)。下世話な話はさておき、少年漫画的熱さがあって面白かったです。9巻までの話、二人の関係に絞って書けば上下巻で済んだんじゃねーかなと思うけど、細かいとこは目を瞑れ。

 

  2巻まで読んだ。主人公たちが閉鎖的な環境にあるはずなのに読んでて閉塞感を感じなかったのは、描写の仕方もあるけど、『ライトノベル』固有の世界観が閉鎖的だからかもしれない。分断された日本列島の関東エリアも、とある学園も、なんかの大会も、その外との対比を描かなかったらどれも等しく閉鎖空間。ラノベはなんか、大体そんな風に狭っこい世界での話ばっかりな気がする。この作品もそんな感じで、それが逆説的に閉塞感をなくしてるというか。言ってしまえば「他の作品と同じ」っていう。でも技名叫ぶタイプのラノベ、俺は嫌いじゃないよ。三点撃(バースト)ッ!!

 

  1巻だけ読んで「これ好き!」と弟に言ったら、彼が持ってた3巻までくれた。いいやつか。作品の方は会話会話会話な会話劇。テンポがよくて好き。この一週間で読んだラノベの中で、キャラクターが「なぜそういう言動をとるのか?」というところで一番説得力があった気がする。そういうところがうまいなと思ってたら「生徒会の一存」シリーズの人でした。一存シリーズは読んだこと無いけど、ちょっと前に売れた作品の人が書いたのだと知るとなんか納得。これから人間関係がどう転がっていくのか気になる。

 

 あとは「クオリディアコード」の千葉の人が頑張るやつとか「甘城ブリリアントパーク」とか読みました。クオリディアコードのは一人称の文章がまんま俺ガイルって感じだった。甘ブリは安定した面白さでしたが今の気分ではなかった。それにしても、弟がびっくりするくらいラノベ持っててびっくりした。

 

帰省中にCDも一枚買いました。

スネスタイル

スネスタイル

 

  「Over The River」の後に来る「アイボリー」がめちゃくちゃかっこいいんじゃ。フラッシュバック!!!

 

 オタッキーなものにばかり触れていると考えることもオタッキーなものになるというか、気づくと(俺にも異能が宿ってたりして……)とか考えるようになってました。いつものことか。いつまでも中二病が治らないけど、中二病に羅患している間はラノベも楽しく読めるのだろうと思うとそれはそれで悪くない。

 おわり。