つかずはなれず

特別なことなんて何もないよ

Czecho No Republic『MANTLE』

 

MANTLE 【初回限定盤】

MANTLE 【初回限定盤】

 

  ハイテンションで音を鳴らしながら《よく見りゃ皆 同じ顔》と歌ったり(「Amazing Parade」)、マーチングバンドのように陽気な音楽で《祈るばかりじゃ 何も起きない 分かってる 僕は間抜けだ》と歌ったり(Changing My Life」)、すごくポップでカラフルな音楽だからさぞ明るいことを歌ってるんだろうと思いきや意外とネガティブ。

 また、キラキラした曲ばっかりなのかと思いきや「Clap Your Hands」はサイケチックだし「Maridabu」もなかなか変態的だし、「2014年宇宙の旅」のイントロなんかも映画の神秘的なシーンに流れそうな感じ(曲名も「2001年宇宙の旅」のオマージュだと思うし、そこからそう感じるのかもしれない。俺はこの映画観たことはないけど)で、J-POPやJ-ROCKの枠に収まらない幅の広さがあり、「Amazing Parade」「No Way」という最初の2曲で得られる印象は良くも悪くも裏切られることになります。自分の場合「No Way」をYouTubeで聴いて気に入って、それから初めてこのアルバムを聴いた時は「Clap Your Hands」が期待してたのと全然違ったので馴染めなかったけど、この曲を面白いなと感じるようになってからはアルバム全体がぐっと楽しくなった。色んな雰囲気の曲があるけれど、どれも楽しそうに演奏しているのが目に浮かぶような音楽ばかりで、聴いていてウキウキします。それだけに歌詞との間にギャップを感じる曲もあるんだけど、そこの違和感すらも曲の一部となっていて、「なんかネガティブだけど楽しそうじゃないか(笑)」とニヤッとしてしまう。

 でもやっぱり「No Way」がすごく好きです。テンション上がる。

 おわり。


No Way / Czecho No Republic(チェコ・ノー・リパブリック)